皆さんと山道を歩いていたときも結構黒いほうでしたが、「首から上」と「二の腕から指先」にかけてすっかりインドネシア人になっています。冬の日本への出張では、成田に下りたときの気恥ずかしさといったらもう・・・・。というほど黒くなってしまいました、しかしながら見かけほどゴルフのスコアーは上がっていないのですが。
赤道直下ですので皆さんは相当暑いと想像されるでしょうが、これが以外と日本の暑さに比べたら凌ぎやすいんです、結構さわやかな風の中でゴルフができるのは幸せです。ただし紫外線量は日本の６倍と聞きますのでＵＶケアのクリームを塗っておかないと皮膚ガンの心配があります。

２月のこの時点で書く近況報告、特に時事報告が４月に読まれるのも一興かなと思い調子に乗って書いてみます。
皆さんご承知のように昨年インドネシア・バリ島で爆弾テロ事件がありました。
今（２月２１日時点）でもジャカルタ、スラバヤそしてこのバタムなど外国人が多く居留する地域は軍と警察による警戒体制が続いています。バタムの工業団地の各ゲートにはカービン銃？を持った軍と警察が共同でチェックをしていますし、小生の宿泊するホテルもゲートでは同様にチェックを受けます、例の車の下を鏡でのぞく爆発物の有無のチェックもあります。
イスラム教徒が９０％以上というこの国はいつ暴動が起きるか解らないところがあり、メガワティ大統領の政治的無策も手伝って常にリスク管理が必要な国ではあります。
そして今まさに米英のイラク攻撃があるかもしれないという、イスラム信者の最も多い国インドネシア在住ならではの緊張感のある生活を余儀なくされています。つい先週も２０ｋｍほど離れた隣のビンタン島で、イスラム過激派テロ組織の首謀者数名が逮捕されたばかりです。イスラム原理主義とは距離をおくと言っているインドネシアでも結構物騒な人達が居ることも事実です。
米英も戦争反対という国際世論を受けて今後どうなるのか予測が困難な状況ですが、じゃあ実生活はいつも緊張しているかと言えばそうでもない、事実この報告を書きながら明日・土曜日と日曜日のゴルフの予約をとらせたり，そして今日の晩飯はなににしようか考えたり結構のんきにやっている、いざとなったらなるようにしかならないのですから、人間の感性はえらく先鋭なところと鈍重なところが交錯していて不思議なものです。（４月時点でイラクはどうなっているんでしょう？）

シンガポールなどお近くにお出での節は是非御連絡をください歓迎します。
正統インドネシア料理ははっきり言って「まずい」、しかし世界中どこに行っても「中華料理」あり。チャイニーズ系インドネシア人のつくるローカル料理は安くて大変美味いですよ。ローカル料理の屋台村など最高です、よく東南アジアで氷にあたった話を聞きますが、小生未だかつておなかを壊した経験なし。日本人の巡回医師が言ったそうな「団塊の世代はこのバタムと同じ生活を経験しているので免疫ができている、あたるはずが無い、むしろ若い日本人が一番危ない」とね。
これははたして「やぶ」か「名医」か？
長々と書いてしまいました、それじゃ皆さんお元気で、失礼します。