1999年7月連休 常念岳登山
46年卒 小倉公範

 平成11716日(金)〜718日(日) 23

 小倉公範、国米 健、伊藤米一、小倉雅也(17才:高3):男4名

 小倉車:三菱パジェロ2800EXCEED   

 以前から登りたい山の一つだった常念岳だが、仕事が忙しく仲々実行できなかった。今年は、仕事が最悪状態の中でも行きたい意気込みが強く、穂高町の宿「しゃくなげ荘」を予約したらたまたまとれたので国米、伊藤さん、雅也の三人を誘って実行にこぎ着けた。出発日の16日(金)夕方、国米と伊藤さんは我が家に集合した。1900に来て、我が家で夕食を食べて待っていた。僕は仕事で遅くなり、帰宅が1930になったため急いで夕食のカレーライスをかっこみ、荷物のしたくをして車に積み込んだ。

 
平成11年7月16日(金)八王子 別 所→穂高町「しゃくなげ荘」

薄曇 20:16  0.0km(累計40,353km)別所自宅発 野猿街道→北野→国道16号線→

   20:46  13.5km 八王子料金所通 過
     ここから伊藤さん運転 中央道→

   22:10  165.7km 諏訪湖SA着  トイレ他
 遅くなったので「しゃくなげ荘」に電話連絡をした。あと1時間かかると見込んだ。

   22:20  165.7km 諏訪湖SA発(22℃) 
     公範運転    →中央道→長野自動車道→

   22:43  203.3km 豊科IC  
     高速料金(ハ イカ)4,450円 →国道147号線→穂高駅→町道→

   22:59  215.8km 町営しゃくなげ荘着 チェックイン 入浴

 広くて気持がいい風呂だ。明日の朝は早いが、就寝前に皆でビール、ウィスキーを飲み、今日の疲れを癒やした。明日はいよいよ久しぶりの登山なので気持が高まってきた。
  
   1:00  就寝

平成11年7月17日(土) 常念岳登山(登り)

曇  6:20 起床 
  荷物をパッキングして出発準備。天気は曇だが、何とかなりそうだ。

   7:15 朝食・チェックアウト     @10,000円/人

   7:45 しゃくなげ荘発(タクシー) H=595m(気圧高度計)

 タクシーは県道から右折して町道に入った。ゴルフ場を右手に見ながらどんどん高度を上げる。途中から狭い砂利道になった。何台かのタクシーとすれ違ったが、多分我々と同じ登山者を乗せた帰りなのだろう。終点に近づいたらあちこちに車が駐車していた。登山者がここまで車できたのだろうが、狭い藪の中に無理矢理止めていた。余程早い時間に到着しないと止めるのは困難だと思われる。

   8:13 ヒエ平着(常念岳登山口)  H=1285m(H=1260m)
           タクシー代4,450円

 ここは車の折り返し地点になっていて、管理人がつめている小屋がある。面白いおやじがいてにらみを効かせていた。ポリタンに水を補給しようとしたら、おやじが「水はまだどこにでもあるから補給する必要はない」と忠告してくれた。
(常念小屋5.7km、穂高駅14.5kmの表示)

   8:23 ヒエ平発 
  一旦沢に出てから左岸の林間コースになった。沢音を聞きながらゆっくり歩いた。まだ登りといえる程ではなく、空模様を気にしながらのんびり進んだ。

 8:54 小休(沢の前) H=1,455m 
 きれいな水だ。水量 が多く迫力がある。

   9:02 出発   沢に沿って左岸を辿った。
 僕は8mmビデオを撮影しながら皆を追った。国米、雅也、伊藤の順だ。空は次第に明るくなり一旦晴れた。このまま回復してくれればよいのだが。

晴 
 9:31 小休(沢付近) H=1,630m          

曇  9:34 出発  
 流れる沢の水音を聞きながら空に目をやるとまた曇ってきた。思わず腰を上げ出発した。緩い沢沿いを前に進んだ。ビデオを撮影しながらなので皆とは間があく。沢水の動きに目を奪われ、時には我を忘れてビデオを回した。

   9:42 小休(沢付近) H=1,675m ここで国米、雅也に合流。

   9:50 出発   
 少しずつ勾配がきつくなってきた。空はますます暗くなり、今にも 落ちてきそうな雰囲気だ。折角の常念岳登山なのだからせめて今日だけでももってほしい。今日の天気予報は曇りで、明日は雨模様だ。

   10:17 中休(沢付近) H=1,825m(18.1℃)
 少し空腹なので皆でおやつを食べた。

ガス10:37 出発  急坂。
 道は沢に出たり、高巻いたりを繰り返しながら進む。足下は岩石であり、一歩一歩注意して登った。途中で中1の団体が下山してきたので道を譲った。若さがはち切れんばかりに元気だ。

  11:00 小休(沢付近) H=1,950m

  11:08 出発
 じぐざぐの急坂。道は沢を高巻いて左岸を進む。そろそろ皆も疲れ始めてきたようだ。
特に伊藤さんのペースが遅い。国米と雅也は先行していて見えないが、
伊藤さんはちらちら後ろ姿が見え隠れしている。僕がビデオ撮影しながらのペースと同じなのだからかなりスローペースだ。ここは胸突八丁だ。しばらくして再び沢に出た。

  11:32 小休(二俣) H=2,125m 
 ここから沢とはお別 れになる。お昼にしてもよかったが、常念小屋まで行けば、ビールを飲みながらの食事にありつけるので我慢空腹を少し満たした。

  11:42 出発(16.2℃)
  じぐざぐの急坂。伊藤さんを励ましながらゆっくりゆっくり登った。いつの間にか落葉樹林からとど松帯になっている。それだけ高度が増したことになる。先はもうそんなに長くない筈だ。

  11:58 小休(とど松樹林の中) H=2,215m(15.3℃)

  12:05 出発  
 じぐざぐの急坂をゆっくりゆっくり登るが、汗びっしょりだ。道端に可憐に咲いているのは「ゴゼンタチバナ」「イワカガミ」だ。その他多数の高山植物が咲いていたが、名前は知らない。ゆらゆらと風にそよいでいる様は健気で美しい。

  12:31 小休(とど松樹林の中) H=2,375m(15.0℃) 
 ここにはベンチがあった。

  12:39 出発 
  歩き始めてすぐ勾配が緩くなってきた。常念乗越はもうすぐだ。

薄日 12:45 常念乗越着 H=2,400m(実際 h=2,456m)
 広々とした峠だ。丁度雲がとぎれて北アルプスの主脈が見えた。素晴らしい大パノラマだ。槍ヶ岳がその独特な形を見せている。槍の左には北穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳が連なっている。我々はその景観に我を忘れかけたが、空腹だったことを思い出した。常念小屋前のテーブルが一つ空いたので、席を確保し、早速昼食の準備に取りかかった。

       昼食 
 バーナーでお湯を沸かしている間、カンビールとジュースを購入、皆で乾杯。天気も回復し、汗をかいた後のビールの味は最高だ。カップメン、雑炊、おにぎりを食べた。雑炊は試しに買ってきたが、結構食べられた。これなら今後の登山食にも使えそうだ。

  13:58 常念小屋にチェックイン  1泊2食付きで@8,700円/人。

  山小屋の指定された部屋の中に荷物を置いて、これから常念岳山頂を目指すことにした。予定では明朝、常念岳を通って前常念岳から三股へ下るコースだったが、明日の天気は雨の可能性大なので今日中に登頂することにした。

  14:16 常念小屋発 薄日 
 常念岳が目の前に迫る。頂上まではまだ約400mの高低差があるので空身とはいえかなりハードアルバイトだ。みわたす限りの岩また岩の急坂だ。後方には燕岳、大天井岳、東天井岳、右手には槍ヶ岳、穂高連峰、明神岳等が望まれる。東側片面にガスが吹き上がっている。尾根上で両方から湿った空気と冷たい空気がぶつかって発生する。山ではよくある風景だ。高山植物を接写しながら一歩一歩登った。

  15:12 小休(三股方面 分岐) H=2,735m

  15:15 出発  勾配が緩やかになり常念岳が目前だ。

  15:24 常念岳登頂 H=2,770m(実際 h=2,857m)

 やっと登頂できた。ガスの切れ目に槍ヶ岳〜穂高山塊、そして下に目をやれば上高地、梓川が見える。穂高山塊のうち奥穂高が雲に隠れて見えない。北アルプスは今回が初めてなので嬉しい。同行の国米、伊藤、雅也も初めてなので興奮している。

 南に目を向けると蝶ヶ岳がどっしりと構えていた。今回は行けないが、いつか登りたい山だ。いつまでも見飽きない風景だったが、時間と迫るガスに追われるように下山。

ガス 16:02 常念岳発(下山)
 一度来た道なので間違えようがないが、ガスに覆われて視界20〜30 mになったので、岩場の道を慎重に下った。

  16:51 常念小屋着
 夕食まで時間があるので、またビールを飲んだ。350ccのカンビール は@500円/カンだ。安いのか高いのかと聞かれれば、安いと答える。自分で持参することを考えれば、山頂でビールを飲めるなんてやはり安い。贅沢な気分でビールを味わった。うまい!

  17:45 夕食 雨
 呼ばれたので食堂に行った。宿泊客が多いので交代制のようだ。入れ替えがあるのであまりのんびりは出来ない。それでもビールと持参のウィスキーを飲み、臨席の浜松から来たという夫婦と雑談しながら食べた。
 雨が降ってきた。

  18:25 食事終了  雑談
 就寝まで時間があるのでウィスキーを飲みながら雑談で過ごした。雅也は携帯ラジオで巨人戦のナイターを聞いていた。最初は大勝ちしていた巨人だが、次第に追いつかれ最後にやっと逃げ切った。途中、食堂に行ったら、登山客に談話室として解放していた。早めに気が付けば、同行の皆と飲みながら雑談できたのだが、消灯直前だったので諦めた。
部屋ではぎっしり詰め込まれているのと、仲間の位置が離れていたのであまり話すことが出来なかった。

  21:00 消灯、就寝   
 シュラフを使用したが暑くてあまり寝られなかった。しばらくまんじりともしなかったが、いつの間にか眠りに落ちたようだ。

平成11年7月18日(日) 常念岳下山
               →しゃくなげ荘→帰途


雨 5:00 起床   
 4時頃から目が覚め、うつらうつらした。早い人は3時頃から動き始始めていた。室温は21.5℃だが、外は雨なので寒そうだ。隣りに寝ていた単独登山者は、天候が悪いので今日は滞留することにしたらしく、いつまでもごろごろしていた

   5:43 朝食    
 早い者順に席を確保して食べた。卵、海苔、みそ汁等普通 の食事だ。

      パッキング   
 荷物のパッキングをした。雨なので今日の下山ルートは来た道と同じ一ノ沢(ヒエ平)コースにし、タクシーを11時に予約した。

   6:55 常念小屋発 H=2,395m

  常念乗越の道標にお別れをして、下山ルートに入った。皆それぞれ上下のカッパを着ているので蒸し暑い。

   7:24 沢 H=2,160m  ここで沢に出た。気温12.1℃。
 左岸の道をどんどん下った。

   8:06 中休(沢付近)H=1,875m 
 ここで休憩し、持参のおやつ(あんにんどうふ、チョコレート)を食べた。甘さが口にほどよく、美味しい。気温14.5℃。

   8:22 出発 
  雨が時折強くなった。とにかくどんどん下った。道に不安はないので、足下だけに注意して急いだ。皆元気そうだ。

   8:59 小休(沢付近)H=1,610m 気温16.0℃。

   9:03 出発 
  道は次第に緩やかになった。ヒエ平は近い。

   9:51 ヒエ平着  H=1330m(H=1260m) 
 気圧が下がっているせいか、気圧高度計の目盛は高めになる。 タクシー待ちの登山客で混雑していた。我々はタクシーを11時に予約したので、早く到着しすぎて待たなければならない。雨が強く、小屋の中も人であふれていて、濡れた人は着替えていた。

  10:43 ヒエ平発  タクシーを早めにつかまえられた。

  11:10 町営「しゃくなげ荘」着 H=625m タクシー代=4,420円

    入浴  お金を払い、風呂に入ってから着替えた。さっぱりした。(400円/人)

  11:59  215.8km 町営「しゃくなげ荘」発

  12:04  217.1km 「そばの里」着

  昼食 無事下山を祝ってビールで乾杯。北アルプスは初めてだったので槍ヶ岳や穂高連峰を肉眼で見ることができて良かった。これから病みつきになりそうな予感がする。

  12:55  217.6km 「そばの里」発 →国道147号線→

  13:15  228.8km 豊科IC  長野自動車道→

雨 13:20  232.6km 梓川SA着 運転交替(小倉→伊藤)

  13:27  232.6km 梓川SA発 →長野自動車道→中央道→

晴 15:15  419.2km 八王子 高速代(カード)4,450円
               国道16号線→野猿街道→

  15:45  433.8km 別 所自宅着(小倉家)

   ここで解散、国米は伊藤さんが自分の車で送った。