2011年3月の記録  
  2012年5月に9月のOB総会にむけて、、このホームページ「おぼっこ」を立ち上げ、伝言板を作りましたので、そのころの情報記録はのっていませんでした。最近パソコンの取り換えによりメールを整理していましたら、とても貴重なメールを頂いていたのを発見しました。
 2011年3月初めは2010年11月の関東地区ユースミニOB会の感想と、次回の予定のメールが入りかけたところでした。そのため3月11日以降は震災のメールが続々と入っておりました。今頃とお思いかもしれませんが、振り返って纏めてみました。(差支えがあればメールください)特に当時、藤村さん鈴木さんには卒業後ずっとお会いしていなかったので失礼したように思います。
(赤坂)
 差出人: "kunihiko terui"  件名: Re: 岩手大学 YHGミニOB会のご案内補足の件  日時: 2011年3月14日 22:28 

照井@伊達市保原です
 澤田君、先ほどは電話のお見舞い有難う御座いました。当地は比較的被害が少なく、断水のみです。只、小生も長く勤務した南相馬市小高区の工場は破壊され、元の仲間の安否が心配です。これからの最悪は原発の状況です。何とか炉心の爆発だけはさせないで欲しいと願うのみです。皆さん、雨が降る時は絶対に身体に濡らさない様に注意して下さい。
差出人: "Naomichi Kobayashi"  件名: RE: 岩手大学 YHGミニOB会のご案内補足の件 日時: 2011年3月16日 21:18 

照井様
 心配していましたが無事で何よりです。被災者、亡くなった方には心を痛めるばかりです。福島原発の破壊により影響が大きく、まだまだ予断を許さない状況です。何とか炉心溶融が避けられるよう祈ります。
From: 藤村雄治  Sent: Friday, March 18, 2011 2:44 PM
Re: 東日本大震災

IUYHG OB 各位
 3月11日の悪夢のような大地震から一週間たちました。 日本沈没の映画が現実のものとなってとても恐ろしく、夢であってほしいという気持ちです。 宮古、釜石、大船渡などの陸中海岸地域はいまだに何万人亡くなったのか確かな数字がわかりません。 私の住んでいる盛岡は地震による直接の被害はありません。ただ交通網が遮断されて陸の孤島と化し、ガソリン、灯油、食料、医薬品が不足して多くの店は品物がなく休業で町はひっそりと静まりかえっています。
 今日、病院に診察を受けにいったなら、尿検査ができない、薬は一週間ぶんだけしかなくまた来てくださいと言われました。でも、今日のテレビの情報では青森からガソリンを満載した車が岩手の被災地に向かったとのことで、徐々に岩手の被災地や盛岡の生活も改善されるものと思われます。私は被災地の人たちと比べると電気があり、十分でなくても米や味噌など一カ月分の備蓄がありますので幸せなほうです。
 皆さん、お互い励ましあいこの困難をのりきって、また元気な日本を建設しましょう。
  藤村雄治
 
 From: 清藤毅  Sent: Saturday, March 19, 2011 7:58 PM Re: 東日本大震災 

藤村君へ
 ご無事でなによりです。テレビで惨状を見るにつけ無力さを感じます。自分に出来ることをしなければと思います。とにかく回りに災害を受けた方がいないかと心配です。
From: yuuji fujimura  Sent: Wednesday, March 23, 2011 10:47 AM
Subject: IUYHG皆様へ 東日本大震災その後藤村雄治
 
 
IUYHGの皆様、お便りありがとうございます
 鈴木さん、齊藤智子さん、岩田和子さん、富田君、清藤君、福士君から元気なご返事がありました。ただ、岩田さんは宮古市出身で2週間前に高校のクラス会でお会いした方が亡くなられたとの知らせを受けてこれから宮古にゆかれるそうです。実は私の母も宮古市出身で多くの知り合いがありますが安否がわからない方がいて心配をしております。
 皆様、心配なこと、お知らせしたいことがありましたらこれからも情報交換をしましょう。私のいる盛岡は電気は復旧したのですが今まで高速道、電車が不通でガソリンがなく、市内のバスも間引き運転で市民は自宅待機です。自転車が飛ぶように売れてマイカー族は自転車で通勤です。私は花や景色の写真が趣味ですが今、山にも公園にも行けず自宅待機でストレスがたまり、皆様にメールいたしました。皆様のお便りのおかげで元気がでました。ありがとうございます。
 お礼のつもりで里山の昨年の今頃の棚田の花の写真を添付しました。福寿草とアズマイチゲは一緒に咲く花です。津波で非難した東北の人たちの秩序ある非難生活は、世界中から称賛されています。
 一方、原発事故の不手際で放射能漏れを起こし、今度は日本は世界中から非難されています。早く原発が安定して事故がおさまり、日本がこれ以上、放射能汚染されないことを願っています。         藤村雄治

 
From: kunihiko terui  Sent: Wednesday, March 23, 2011 11:20 PM
Subject:Re: IUYHG皆様へ 東日本大震災その後 

照井@伊達市保原です
 藤村君、盛岡のライフラインの復活は何よりでした。小生も実家の兄弟と連絡が取れず不安な日々でしたが、全兄弟とも無事で居る事が確認され安堵した所です。 
小生の所は地震の被害は何ほどもありませんが、原発の状況が最も不安です。いったいどんな結果になるのかと不安ばかりです。私達の年代は影響があっても寿命と較べれば諦めますが、幼い子供達にとっては許されない被害です。飲み水、食べ物、どれをとっても安全な保障がなくなりました。
 程度の差はあれ、東北、関東、一円全てが対象圏内です。政府、東電はありとあらゆる手段を講じて、原発の爆発だけは避けなければならないのです。素人の我々にはただただ祈るのみです。 
From: masatune suzuki  Sent: Friday, March 25, 2011 5:04 PM
Subject: Re: IUYHG皆様へ 
 
皆さんお元気ですか。
今回の震災は宮城が最も甚大でしたが我が家は海からも遠く被害はさほどでなかったのですがパソコンとテレビが棚から落ちた位で助かりました。沿岸部よりは壊滅的でした。
皆さんが元気である事に安心しました。余震もだいぶ収まりましたが福島の原発事故が収まらず気を病んでいるところです。
 本日ようやくガソリンを朝5時より並んで10時に何とか入れてまいりました。ライフラインはガスを除いて電気・水道は回復しました、県内では未だのところがあります。宮城沖地震は近いうちにやってくるといわれておりましたが、それどころのない太平洋沖の大地震がくるとは、心づもりもしていなかったのです。
藤村君から戴いた春一番に咲く花に添えて我が家の庭先に咲いている可憐な花をお送りします。皆様の元気と日本の再起を祈願して。

 
From: fukushi kouichi  Sent: Sunday, April 3, 2011 9:12 PM
Subject: Fw: Re: ふるさと宮古の惨状 

こんばんは 福士です。
岩田さんからメールがきました、皆様に転送いたします。
原発も余震も中々おさまりませんね、心配です。 
From: yuuji fujimura  Sent: Monday, April 4, 2011 7:58 PM
Subject: IUYHG皆様へ 東日本大震災宮古市田老 

IUYHGの皆様、こんにちは。
 今日、母の実家を訪ねて宮古に行ってきました。愛宕小学校の下にある母の実家は無残な姿でその写真は96歳になる母には見せられないと思いました。
宮古はYHG第1回新入生歓迎ホステリングの楽しい思い出の地でもあり、とても残念です。宮古市内はまだ電気が復旧していないところが多く道路の信号も消えたままで交通が混雑しています。  地元のいとこのガイドで鍬ケ崎、浄土ヶ浜、田老の海岸まで車を走らせて戦場カメラマンのような気持ちになって夢中になってシャッターを切りました。普段花の写真を撮っているのですが今日ばかりは記録写真に専念しました。
 田老の町が最もひどいです。岩手日報の今日の記事では田老は高さ38mの大津波であった伝えています。添付写真の海に浮かんで見えるものはどんな津波にも耐えられるとして作った自慢の防波堤のカケラのようです。6階建の田老観光ホテルは3階まで水に浸かった様子が写真でわかりました。
 テレビで見ていると気が楽ですが、現地に行ってみると、とても悲惨で見ない方がよかったと思いました。でもこれからまだ生きてゆかなければなりません。情報を正しく共用してそれぞれが最善のことを心がけて少しでも役に立ちたいものです。あまりにも今の政府が頼りないのですが、今は批判するよりも皆で協力して政府を助けながら、日本を救わなければいけないと思いました。 藤村雄治
 
 
From: Ito Fumiko  Sent: Monday, April 4, 2011 9:28 PM
Subject: RE: IUYHG皆様へ 東日本大震災宮古市田老  

度々のメール、こんな時に有難うだけでは言い尽くせません。
 地元に住んでいないから、生死を境にしていないから、とても言葉には言い表せないほど東京にいても落ち込んでいます。千年に一度、想定外、こんな言葉は慰めにもなりません。ガソリン、物資の不足、その上例年以上の寒さ、踏んだりけったり、どこまで試練が試されているのでしょうか。
 街路樹の木蓮が花をつけ、やっと桜がちらほら咲き始めました。藤村さん、鈴木さんからメールいただいた可憐な花が心和ませてくれました。東北の山の花は今年も咲いてくれるのでしょうか。学生時代が懐かしいと節に思い出されます。元気でいればこそ、皆様と再会できると願っています。
From: taki tomi  Sent: Tuesday, April 5, 2011 5:13 PM
Subject: 藤村君へ・重ねて− 
 
  お見舞い申し上げます。
被災された方、身近に被災を感じている方々に申し上げる言葉は見つかりません。「戦場カメラマ ン」の写真も痛々しいですね。「現場」はそんなものではないのですネ。ここ、北辺の地は報道関係を除けばほとんど普通の「日常」です。「単一電池がどこも品切れ」「ガソリン販売が制限」・・程度です。でも心は重いです。IUYHG員にとって「三陸」は特別な場所だったと思います。我々の青春を育んでくれた大事なところだったと思います。気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石、宮古、田老、田野畑・・(学生のころテクテク歩きました)、報道されるたび胸が痛みます。比べるとチッポケな痛みですけど…何もできませんが、祈っております。(写真添付−こんな景色はもうないのでしょうか?)
From: n-kobayashi Sent: Saturday, May 28, 2011 1:44 PM 
Subject: RE2: 心配ですね 

連絡有難う。まだまだ大変ですが、何とかOB会を開催し、いろんな意味を含めて元気を取り戻しましょう。企画・案内待ってます。
 
From: fukushi kouichi  Sent: Sunday, May 29, 2011 7:41 PM
Subject: Re: 心配ですね

こんばんは 福士です。
 三陸フリーホステリングをまとめて残していたんですね!私達の一回目にはそういう人はいなかったみたいで、記録は?今年のミニOB会、清藤に言ったら「それはやらなくてはいかん」と鶴の一声、幹事長がそう言うからにはやらなくてはいかん。というわけで皆で応援し、榛沢さんに頑張ってもらいましょう。また皆元気にあつまって懐かしい話をしましょう。
6/19〜21で藤村君と 早池峰・秋田駒に登ってきます。
From: kazuko Sent: Monday, May 30, 2011 10:30 AM
Subject: Re: 心配ですね 
 
メールありがとう!
 なかなか返信も出来ない心境の日々でした。連休に引き続き7日から父の三回忌を兼ね一週間ほど宮古にかえります。肉親 宮古高校の仲間の顔、ふるさとの匂いをかいできます。まだまだ長い月日がかかりますが、生きてるかぎり生の声を交わしたいです。またあいましょうね!
From: taki tomi  Sent: Monday, May 30, 2011 12:31 PM
Subject: 懐かしの三陸!!
 
 久しぶりです。思い出して、さっそく「あの船は…」を押し入れの奥から探し出しました。ありました、懐かしい三陸と皆さんの記録。みんな詩人で感性研ぎすまされていましたね。つい読みふけってしまいました。きちんとまとめておいて良かったですね。やっぱりこれは宝物です。
 あの三陸が壊されてしまって・・・、遠い北辺の地でも重い気持ちになっていました。 ありがとう!! 
   
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